あいだに。

 

 

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美しい情景が描かれたとある小説の題名にあったけれども、冷静さと情熱というのは誰しも持ち合わせていてとあるとき思いを馳せるものです。冷静さを保ちつつも情熱を失わないというのはことのほか難しく、また情熱的でありながら冷静に物事を判断をしていくなんて言うのは大人のなせる業でしょうか。情熱的な人だねとか冷静な人だねとか誉め言葉の反面その裏もあって長所は短所はまさにこのこと。どちらを前面に出した人に見られたいかはあったとしてもその反面をうまくコントロールしているというのが良い心地良さ的なポイントでしょうか。飛びぬけた自分の長所を伸ばしつつも、その反対を上手くかじ取りで生かしていくことができれば車のアクセルとブレーキを上手に操って滑らかに運転するように毎日を滑らかに柔らかく過ごしていけるのではないでしょうか。何事もバランス、ひとところに力がかかりすぎれば故障するしいつか歪みが訪れます。その繰り返しが世界の歴史だとしても、たった100年の自分の人生は上手にバランスコントロールしてできれば滑らかに、最悪でも崩壊は避けましょう。時に情熱的に時に冷静に。熱くなったら冷やしましょう、冷えすぎたならあっためて。