スースーと寝息が聞こえ始めたら、ツイツイつられて。

 

 

7/12

夏の昼下がりに、まれに訪れる不思議な時間。何人かでなんとなく始まるお昼寝タイム。家族だったり、お友達だったり、ただの知り合いかも。みんなで海へ出かけた後か、何かの作業の後か、遊び疲れたか。理由は何にせよ、複数人が小休止を同時にとる空間はなんとなくやさしい空間のような気がします。お互いに気を許せる部分があるからこそ少しの休息をともにする。その時間が過ぎれば、また活動開始。精力的に活動的に、要はエネルギーを放出しているオンのときに一緒にいることは、例えば職場や街中や社会で普通のこと。ご縁がありまして、という話。反対に、休憩したり睡眠したり、要は回復したり成長するためにエネルギーを取り込んでいるオフを共にすることは、案外限られていて、とりわけその時間が信頼や安心や絆を作ってくれたり、その証のような気がします。それは感覚的には午睡の時間を共にした仲間のようなものかもしれません。スキーのオンは、雪の上。オフの時間も共に過ごすことを選んでくれていることは、きっと大きな意味を持つはず。