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誰かに何かを伝えるということはとても簡単なことのようで、本当に難しい。表面の言葉ではなく、さらにその奥にある言葉の意味を伝えることはさらに難しい。社会や大人同士の中では、伝えたい内容よりも伝えるための手段の言葉の表現に焦点が当たってしまうことだってたくさん。「言葉の陰に隠れがちな真意を読み解いて!!」とひたすら訴えながら話したところで、それを的確に読み解くことができるのは、赤ちゃんの泣き声で何を伝えたいのかを読み解く母と子の関係のように親密なごくごく限られた人だけです。たいてい自分以外の人に言葉の奥の真意なんてものは伝わらないといっそ思ってしまっても良いくらいかもしれません。ただし、これは伝えることの悲しいお話ではなく、的確に正確に裏表なく伝えることができれば、伝えたい相手はより伝えたいことを肯定的に上手に素直に受け止めてくれるはずだということでもあると思うのです。言葉に深みを持たせることは、素敵な工夫のような時もあるけれど使うときはきちんと峻別してください。伝えることを恐れずに、言葉という最大のパートナーと協力してあなたに伝えたい。