きちんと、ちゃんと

 

 

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常に目の前の人に真摯でありたい。それほど簡単なことでなさそうですが、意外とこれが難しい。相手の放つ言葉に心から耳を傾けられているか。新着を知らせたスマホが気になったり、時間が気になったり、別のことを考えていたり。たくさん流れてくる情報の中の一つとしてやり過ごしてしまったその人の大切な一言や思いのこもった言葉。それはどこへ消えてしまうのでしょう。同時に、それを受け止めなかった自分とその人と築かれるはずだった信頼が薄いものになっているのかもしれません。ふと漏らしてくれた本当の気持ちに気づくことができるのは、自分自身がいつも真摯にその人に向き合いその人が紡ぐ言葉を丁寧に受け止めている実績があるからではないかと思うのです。自分にとって大切な価値ある言葉を聞きたいなら、まずは自分が真摯に向き合って耳を傾けてみましょう。やり過ごしてしまってきたあの人の本当の気持ちを知ることができるかもしれません、信頼とともに。