みずみずしく新鮮に

 

 

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端的に言えば、私たちが考えなくてはいけないことは、リアルタイムで流れていく目の前の出来事たちを、全力をもって感知して理解して消化して記憶してそして、自分の行動を決定していく、それをいかに自分の信念と違うことなく行うかということでしょう。どんなことでもプラスの面を見ればプラスの出来事であるし、そうでない場合はそうでないものと思える。すべての歴史が教えてくれるようにどんなに事実に基づいて綿密に記録されたことであってもそこにあった出来事のある側面を切り取ったとこにしかならないものです。過去になっていったことたちに対して、あらゆる方向から分析して様々な見方を見出してくるのは時間つぶしや井戸端のおしゃべりのようなもの。意味のないことではないけれども限られた枠の中でそればかりをするのはあまりにももったいない。時に誰しも、過ぎたことに対して思いをつなげたくなるものですが、後回しにしても良い数少ないものの中に入る可能性が高そうです。私たちにとって過去は膨大にそして最後の時まで常に増え続けるのですから。このリアルタイムでスリリングな今を全身で感じ取る瑞々しさ、夏にぴったりです。