ささやかな「リアル」

 

 

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私たちの毎日は、大義名分や正義や正論や常識で理由付けられたもので埋め尽くされているようです。その中に毎日一分という時間や小指の先の一センチというたった小さなものでもいいから自分自身そのものだと思える「リアル」な自分を感じられる何かが必要だと思うのです。でも実際は興味深いことに、たったほんの小さな「リアル」な自分でさえ何なのかどこにあるのかわからないことの方が多くて、あっという間に百年。でも、唯一の救いはまだあっというまの間にいる私たちはまだ途中から変更することだってできそうです。そのあなたの素晴らしい頭脳と美しい体を使って。現実を直視することほど恐ろしくハードルが高いことはありませんが、それを無視して封印することほど悲しいことはありません。乗り越えた先に見える未来と、後悔をわかってする後悔の未来。