点を掴む

 

 

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お手軽な表面的な良さを求めた先にあるのは疲弊。かたくなさを譲らない先にあるのは苛立ち。いずれも私たちにとって避けたいものです。では、どこに支えとなる足を置けば良いのでしょうか。割合を調節しながらバランスをとるのは非常に難しいことのように思います。ならば、自分達の求めるものの本質を見定めることが必要なよう。バランスを考えるより、本質の自分の感覚を研ぎ澄ませる。私たちは、それぞれに感じ思うことができるのですから、本質として求めているものから目をそらさずに自覚する。そんな単純なことさえ、忘れてしまわなれけば、ペラペラにお手軽さを追い求めたり、かたくなに固執したりせずに済むのではないでしょうか。一見するとバランスを取れないような感じでしょうが、バランスとろうとかんがえてやるより、案外バランスとれるもののようです。大事な重心位置を押さえることが姿勢作りもスキーも自分にとっても大切なようです。