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私たちは、生来持っている特質があってそれを本当に根底から覆すのは奇跡に近い内容でしょう。問題はその特質がよいものか悪いものなのかとか人から羨望を受けるか否かということではなくて、特質をどう有用するかという問題だと思うのです。長所は短所というように特質は表裏を持っているはずで、だからこそ長所としての特質を思い切り伸ばすということに力を注ぎたいものです。自分で嫌になると思い込んでいる自分の特質でさえも、360度いろいろな角度から客観的に眺めてみれば、たった一つのある角度から見たときにはキランと輝きを放って見える角度があるはずなのです。むやみな自己肯定を探せということではなく、自分の何らかの特質が自分のチャームポイントとして自信の礎となり、そしてあわよくば誰かを笑顔にできることがあれば、そんなこと最高だと思いませんか。あなたの特質は、人を攻撃したり悲しませたり、あなたの人生をダメにするためのものではなくて、誰かを幸せにし、あなたに最高の人生を教えてくれる最高の相棒かもしれません。