一粒の

 

 

9/10

自分の周囲の誰も彼もが見つめているのは自分自身で、それは至極当然のことです。そのなかでも、ほんの少しずつお互いに誰かに心寄せるからこそ繋がっていられたり仲間って素敵だなと思えたりして。自己責任で生き抜くことを強いられている社会だからこそ、気持ちを強くもっていなければいけない。自己責任の社会でなければもう少し違った形の安心を得られたかもしれないけど、現実があるなかでは現実を受け入れることは生きること。それでも、同時に頭のなかだけはしっかりとブラッシュアップしていく必要がありそうです。捨てたもんじゃない世の中とより素晴らしくあるべき世の中の両方をしっかりと手にとってみると面白い世の中の側面と、素敵な自分自身が見えてきそうです。世間は優しかったり冷たかったり。 私たち自身はどうあるべきでしょうか。たった一粒の私たちですが、その一粒がどうあるべきか考えてみることは誰も邪魔できない。